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【ハニーセレクト2】 「Elfina物語」 第10話 『優里と美香』 【チナリの挑戦】 [アダルトゲーム]

以前にも書いたことがあったような気がしますが

このブログに貼る画像と 物語の進み具合を考えながら

キリの良いところまでを ひとつの記事内に 短く書いて

物語を進めていっています



それで いきなり 謝ってしまうことになってしまうのですが

今後 これからの展開が シーン画像が 1枚に対して

セリフの量が とても多くなっていきます



画像の数が少ないですので 紙芝居のような感覚で 読んでみてくださると 助かります



で なのですが 今回の記事も セリフの量が多いです



本当にごめんなさい



それでは 毎度のことながら 画像があらいので

気になる画像がありましたら クリックをして

大きな画像にして 見てみてください



『Elfina物語』 の 第10話 いきます

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< 「Elfina物語」 第10話 『優里と美香』 >

カバー曲の 初ライブでの 最後の曲である 『思秋期』 を歌唱中

いきなり倒れてしまった 優里


ベッドの上で 目が覚めない優里に みんなが不安な想いや 動揺をしていた

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雪乃 優里ちゃん・・・ごめんね・・・

・・・この島は・・・暖かいから・・・かけてあげられる布団がないの・・・


雪乃は ずっと付きっきりで 雪乃を看てくれていた


そのころ 美香たちは というと

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美香 ・・・・・・私のせいだ・・・・・・

・・・・・・私が・・・優里に・・・あんなことを言わなければ・・・・・・

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美咲 & 香月 & 沙耶 う・・・うぅ・・・ぐすっ・・・

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綾華 ・・・あれはね・・・誰にも・・・どうしようもなかった・・・んだよ・・・

・・・悔しいけど・・・さ・・・

・・・原因は・・・わかんないけどさ・・・

・・・状態異常回復魔法もダメ・・・体力回復魔法もダメ・・・

・・・あとは・・・あの子が・・・起き上がってくれるのを・・・待つしかない・・・んだよ・・・

医者に診せたいけどさ・・・ここには医者なんていない・・・

・・・それに・・・あたしたちじゃ医者にも診せることができないだろ・・・

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チナリ 責任なら自分もありますよ

課題曲を選んだのは自分ですから・・・

・・・まさか あんなことになるは思わなかったから・・・

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美香 ・・・私・・・調子に乗って・・・優里のコト何にも考えずに・・・

・・・自分のことばかりで・・・自分の意見・・・押し付けてた・・・


それからしばらくの間 静かな時間が流れた


どのくらい経ったころだろうか 再び美香が口を開いた


美香 みんな ごめん・・・優里と・・・2人だけにして・・・お願いだから・・・

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美香 ・・・雪乃・・・ありがとね・・・・・・ごめんね・・・

雪乃 美香さん・・・大丈夫ですか・・・?


美香 ・・・あぁ・・・うん・・・大丈夫じゃ・・・ないんだけど・・・・・・

・・・雪乃・・・優里と2人だけにしてくれない・・・

・・・ずっと・・・優里のコト・・・見ていてくれたのに・・・ごめんね・・・

雪乃 ・・・わかりました・・・

美香さん・・・無理はしないで

・・・何かあったら呼んでください・・・

美香 ・・・うん・・・ホントにありがと・・・

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美香 ・・・優里・・・無茶させて・・・ホントにごめんね・・・

私も・・・他人が苦手なほうだけど・・・

優里は・・・私たち8人の中でも・・・一番・・・他人がダメだったよね・・・

姉だから・・・わかってるはずなのに・・・それでも・・・いつもじゃんけんの中に入れて・・・


ねぇ・・・昔のこと・・・憶えてる・・・?

私たち・・・おばあちゃんっ子じゃん?

保育園に行ってた頃・・・

・・・優里は毎日保育園で泣いておばあちゃんを呼んでたよね・・・毎日毎日・・・

いつだったか優里が話してくれたけど・・・自分はいじめの対象になりやすい人間だって・・・

でも・・・おばあちゃんが強くて・・・

・・・いつも守ってくれたから・・・いじめられたことはなかったよね・・・

そんなおばあちゃんが大好きだから・・・いつも一緒にいて・・・


優里は小さいときから・・・他人がダメな子だったから・・・

・・・家族以外の人が家に来るたびに・・・どこかに隠れてしまったよね・・・

そこでも・・・いつも・・・おばあちゃんが守ってくれてた・・・


周りの子たちはみんな友達同士で仲よく遊んでいるのに・・・あなたはいつも一人で遊んでた・・・


私もそうだけど・・・優里が周りの子とは違うって気が付いたのはいつなのかな・・・?


高校生の頃の話になるけど・・・

・・・あなたは学校に到着して・・・朝に自分の席に着いたら・・・

・・・移動教室がない限り・・・自分の席から離れることなんてなかったのよね・・・?

3年間学校に通ったのに・・・

学校の自動販売機で飲み物も買ったことがなかったって言ってたよね・・・?


みんなが学食に食べに行くのに・・・あなたはいつもお弁当で・・・

・・・学食なんて食べたことがなかったし・・・

・・・学食に行ったこともほんの2回か3回くらいだったんでしょ・・・?


優里は・・・朝に家でトイレを済ませていけばガマンしてなくても・・・

1日トイレに行きたくなることがなかったから・・・

学校のトイレにも数えるほどしか行ったことがなかったんだっけ・・・?


家から学校まで自転車で30分ほどだったけど・・・どのくらいの距離があったのかな・・・?


私も同じ高校だったから・・・

・・・雪が降った日や何かの理由で自転車で学校に行けなかったとき・・・

・・・2人して何時間もかけて・・・歩いて帰ったよね・・・

あなたも私も他人がダメっていう共通点があったから・・・

・・・バスだったり電車だったりに・・・なかなか乗ることができなかったんだよね


1度だけ・・・自転車がパンクしちゃって・・・近くに自転車屋さんがあったのに・・・

・・・そのことを知らなかったから・・・

・・・パンクした自転車をおして家まで歩いて帰ったこともあったよね・・・?



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



・・・さっきから私・・・一人で何の話してんだろう・・・

思い出すのは・・・優里との思い出ばかりだよ・・・


・・・うっ・・・うぅっ・・・優里ぃ・・・優里ぃ・・・ゆうりぃ・・・


・・・お願いだから・・・目を覚まして・・・


・・・お願いだから・・・私を一人にしないで・・・


・・・お願いだから・・・置いていかないで・・・


・・・優里ぃ・・・優里ぃ・・・優里ぃ・・・



・・・優里・・・大好き・・・だ・・・よ・・・

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今回の物語



セリフが多かったので 記事が長くなってしまいました



今回のシーンデータの中で

目覚めない優里に 美香が1人で話し続けるというシーンが

最後にありました



裏話にはならないかと思いますが

このシーンを作成中

私は ずっと イヤホンで 大音量で 『思秋期』 を延々とリピート再生して 聴いていました



美香が 優里に語っていたお話は

すべて 私の実体験を そのままお話してもらいました



なので 全部 実話です



過去の自分の実話を思い出しながら セリフとしてメモをする作業に プラスして

延々 『思秋期』 を聴いていたら

涙が止まらなくなってしまい 精神的に落ちてしまったという そういうシーンでした



まぁ 美香の一人語りを 読んでくださった方が

美香の語った内容を コイツ バカだなぁと思われるのか?

それとも 私もわかる!や

私にも同じことがあったなぁ!と思ってくださるのか?は わかりませんが

私のことを こういうヤツもいるんだ!くらいに 思っていただけると 嬉しいです



あとは 書きたいことは何でしょう・・・



一応 この物語のお話としては

この記事から ちょうど半分が過ぎて 後半に入ったことになります



私のことだらけで おもしろくもなんともない物語になっているかもしれませんが

少しでも気になる方がいらっしゃいましたら

これからの記事も読みに来てくださると 作った甲斐がありますし

私自身 とても嬉しく思います



物語には興味がなくても 私が作ってみたシーンデータの画像を

見に来てくださる方も おられましたら ありがとうございます



行き当たりばったりで作っていった物語



行き当たりばったりなので 自分でも想像していない展開になり

予想していた以上に 物語が長くなってしまいましたが

それも後半に 入りました



できれば 今後も どうかよろしくお願いします



それでは 最後まで記事を読んでくださった方がいらっしゃいましたら

本当にどうもありがとうございました




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