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最愛の人 [ブログ]

私のおばあちゃんが 2021年3月19日に 亡くなりました



私の家族や 私のおばさんが

私がおばあちゃんっ子だったことから

とても心配をしてくれました



このブログの過去の記事···と言っても

何年も前の記事になってしまうのですが

もしも その頃に投稿した記事を読んでくださった方がおられましたら

おわかりになるかと思うのですが

私は今まで生きてきて 相談事だったり お願い事だったりがあると

必ずおばあちゃんに話をしてきました



父と母に 何かを話したことは 一度もなかったと思います



おばあちゃんが 認知症になってしまう前に 私によく

「ばあちゃんは お前だけが 頼りなんや」

と言ってくれていたのですが 私の方こそ そう思っていました



おばあちゃんが施設に入ってしまってからも

どんどん変わっていってしまうおばあちゃんにショックを受けながらも

私が精神的に落ち着いているときには おばあちゃんに会いに行っていました



しかし スグに 新型コロナウィルスの影響で

会いに行くことが制限されてしまいました



なので 最後に会うことができたのが いつだったのか?を思い出すことができません



もっと 会っておきたかったです





おばあちゃんが亡くなってからのことを 正直に書いてみます



私は 取り乱すこともなく 冷静で

人前で涙を流すことはありませんでした



ただ 一人になると 泣きました



3月19日の夜に おばあちゃんが亡くなったことを知った私は

自分の部屋に戻ってきて しばらく泣いてから

家に駆けつけてくれた妹や おじさんおばさん 父と母のいる1階へと降りていきました



私が1階へと降りていったとき

仏壇の前には おばあちゃんの遺体が寝かせられていました



みんな 遺体の横に行って 手を合わせていたのですが

私には 仏壇のある部屋に入ることができませんでした



なので 少し離れた部屋から 手を合わせました



それから お通夜と お葬式がありました



非常識だとかと思われても仕方がありませんが

私には どちらとも 行くことができませんでした



おばあちゃんのお骨が 家に戻ってきてからは

毎日 朝と夜だけですけれど

おばあちゃんの前に座って ありがとうと少し話しかけて 手を合わせています



先日 四十九日が終わりました



四十九日は 出ることができました



お経が終わって お墓へと 車で移動する際

家族が おばあちゃんのお骨を 私に持たせてくれました



車の中で 軽くなったおばあちゃんを 私のひざの上に置いている間

オカシな話かもしれませんが 私には 嬉しさと 幸せがありました



おばあちゃんは 今

お墓の中で 私が生まれる何年も前に亡くなったおじいちゃんと一緒にいます



何十年ぶりに おじいちゃんと おばあちゃんが 夫婦として並ぶことができました



私の中では ひとつだけ 心残りがあります



隠すようなことではありませんが このブログでは 書いてきませんでした



2019年4月27日



この日のことは 今でもよく覚えているのですが

通院している精神科の病院にて

血液検査の結果 このままでは本当に危険です!!と 宣告されました



そして 体重を減らすこと 血糖値を下げることを 強く言われました



私は 1日に 僅か数回しか トイレに行かない人間なので

まずは血糖値を下げるためのお薬を出してもらいました



次に先生に言われたのは

糖質制限をしましょう ということでした



この糖質制限が とてつもなくスゴイ力を持っていたことに

この日からの数カ月後に 思い知らされることになるのですが

どんどん体重が落ちていきました



体重が落ちていくとは 思っていなかったので

糖質制限をする前に 体重を測ることはしなかったのですが

その1ヶ月前に このブログでも書いた 40度の高熱が出てしまったときのこと



そのときに行った病院で 体重を測らされたので

そのときの体重を基準に どれだけ体重が減ったのかを 考えているのですが

40度の高熱のときの体重が 125kgだったと言われていました



それから2年が経ち 現在の体重は88kg程度まで落ちました



体重は 今後も落とそうと思っていますが

血糖値を下げるためのお薬を服用しているとはいえ

最近では 血液検査の結果が ほぼ問題なしになってきました



糖質制限は 最初こそ 何を口にすれば良いのやら???と 悩みましたが

現在では 慣れたものです



ただ 周りの人からは みんなそろって

絶対に アンタのマネはできない···と言われるのですけれど

要は どれだけ習慣を 当たり前にできるか だと思います





お話がズレてしまいましたが

私にとっての心残りは 体重が落ちてきて だんだん痩せてきた姿を

認知症ではないおばあちゃんに見てもらいたかったことです



今現在の私の姿を もしも見てくれていたのなら

私の体型が変わっていって 一番喜んでくれたのが おばあちゃんだったと思うのです





おばあちゃんの遺影は おそらくいとこの誰かの結婚式に出席したときに

こちらも おそらく妹が撮影したのであろう おばあちゃんがスゴイ笑顔でこちらを向いている写真です



遺影を見てくれる誰もが いい顔してるね と言ってくれる写真



私の中のおばあちゃんも ずっと笑っている顔しか思い浮かばないので

笑っているおばあちゃんを 毎日見に行って 話しかけることが 楽しみになっています



今住んでいる家に引っ越す以前の記憶が よくわからないのですが

父と母がお仕事だったので 私と妹の面倒を見て育ててくれたのが おばあちゃんでした



これまでも これからも 私にとっての 最愛の人です




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